今日の朝、自分で
カプチーノを作ってふと思うこと。。。
私がチェコの来た当時の 2005年ごろのチェコでは、
コーヒーっていうのは
**「カフェで座ってゆっくり飲むもの」**が当たり前でした。
持ち帰りなんてほとんどなくて
アイスコーヒーもほぼ存在しなかったんですよね。
冬は寒いし、そもそもアイスドリンクを飲む習慣も
あまりなかったみたいです。
カフェでは静かに新聞を読んだり
おしゃべりを楽しむのが普通で
なんだか大人の落ち着いた時間が流れていました。
特に老舗のカフェで常連のおばあちゃまが
アブシントを頼んだんですね。
アブシントとは。。。チェコのアブシント(Absinth)は、ニガヨモギ、アニスなどを原料とする高アルコール(多くは70%)の薬草リキュール。フランス式と異なり、アニス香が控えめで、苦みや薬草の風味が強いのが特徴です。火を使う「ボヘミアン・スタイル」で楽しむ人が多い。
今でも覚えています。
ウエイターから運ばれてきたアブシントを
手慣れた感じで専用のスプーンで砂糖をすくい
グラスの中に注がれた
アブシントに少しつけ
アルコールを吸ったアブシントに
ライターで火をつけて
砂糖を溶かし
スプーンの上でなんとも言えない色の揺らめく炎を
一気にグラスのアブシントに混ぜるという
この一連の動きが
本当にエレガントでした。。。
映画のワンシーンのように見えたあの光景も、
実は当時のチェコでは
決して特別なことではなかったのかもしれません。
飲み物は、急いで口にするものではなく、
腰を落ち着けて、時間と一緒に味わうもの——
そんな感覚が、ごく自然に根づいていた時代でした。
その感覚は、カフェの中だけでなく、家庭の中にもちゃんと残っていました。
義母は、暑い日でも15時になると
庭で必ず熱いコーヒーを飲みたがるんです。
ある夏の日、「コーヒーに氷を入れて飲むと美味しいよ」と
私が提案すると
親族全員が目を丸くして
「え??!!変だよ!!」
と言われてしまい
試してももらえませんでした(笑)。
それこそ、カフェでメニューにアイスコーヒーを見つけて
喜んで頼むと
出てきたのはバニラアイスにエスプレッソをかけたもの。
なるほど、チェコでは「冷たいコーヒー」と言うよりも
「コーヒーとデザート」の発想なんだな、と実感しました。
それがぐっと変わったのは、たぶん2007年ごろ。
スターバックスがプラハに登場したあたりから、
「コーヒーを片手に歩く」文化や、
いわゆるアイスコーヒーが少しずつ広がってきました。
それまでは家庭で「turka(トゥレック)」という
粗挽きコーヒーをゆっくり淹れて飲むのが普通だったので
街を歩きながらコーヒーを飲むなんて想像できなかったんですよね。
今では、街を歩けばカップを片手に楽しむ人や
アイスコーヒー片手におしゃべりする人も当たり前。
昔の静かで控えめなカフェ文化ときちんと残っているし
スタバスタイルで颯爽と店を出ていく人も。
次にチェコに行くときは
ぜひカフェでゆっくりでも
歩きながらでも
コーヒーを楽しんでみてください♪
https://www.cafeslavia.cz/
1884年にオープンし、ヴァーツラフ・ハヴェル元大統領も
ここの常連だったことも有名
ここでアブシントをたしなむおまあちゃまに遭遇。
https://grandcafeorient.cz/
キュビズムの喫茶店は世界にたった一つ、ここプラハにしかなく
1912年にオープンしたのがキュビズム・カフェ、グランド・カフェ・オリエントです。
ここではクレープがおすすめです。
注意事項;トイレは事前に済ませましょう。。。
カフェ・ルーヴルは1902年にオープンしました。
カフカやアインシュタイン、マサリクたちが通っていた名店の一つ。
ここは、地元の人達が集まる
お安いチェコデザートのお店。
いろんなチェコのケーキが勢ぞろいです。
>お安いチェコデザートのお店。
いろんなチェコのケーキが勢ぞろいです。

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