サグラダファミリアへ

今回の旅のメインイベントの一つ、サグラダ・ファミリア。 実はうちのお義父さん、完全なる無宗教で、むしろかなりのカトリック嫌い(苦笑)。 どれくらい嫌いかというと、十数年前に私と旦那がバチカン市国へ行った際、旦那が「……ここに来たことは、親父には絶対に言えない」とつぶやいたほどです。

そんなお義父さんが、珍しく「サグラダ・ファミリアだけは見たい」と言い出しました。宗教としてではなく、純粋に「建築」として興味があるとのこと。あの教会嫌いな義父をも動かすガウディ、恐るべしです。

というわけで、宿から中心地の広場までタクシーで行き、そこからガウディの建築を眺めながらサグラダ・ファミリアを目指して歩くことに。

……したのですが、とにかく、暑い。




日差しもきついし、建築物なんぞに興味がない娘の頭の中は「いつ海に行けるの?(それしか興味ない)」でいっぱい。歩けども歩けどもサグラダ・ファミリアは遠い。。。

旦那よ、、、
なぜ、この猛暑の中、タクシーでサグラダファミリアまで行かないのか。。。。←心の叫び


あまりの暑さに耐えかねて、サグラダ・ファミリアの手前で見つけたタパスレストランに避難! 中国系の方が経営されているお店のようで、メニューを見ると意外と安くて美味しそう。 「何か食べよう!」と提案したのですが、もともと食にあまり興味がない義理の両親は「私たちは飲み物だけでいいわ……」とのこと。

よし、じゃあドリンクを頼もう!としたのですが、お店の方がカタルーニャ語しか話せないようで、英語も通じない!お互いに「え?何?」となりながら、最終的には身振り手振りの必死の指差しで、なんとかドリンクだけを注文することに成功しました。旅先でのこういうカオスなコミュニケーション、嫌いじゃないです(笑)。

喉を潤して再び歩き出すと、今度は私の目が「チュロス」の看板を捉えてしまいました。 大のチュロス好きな私。「これは絶対に食べたい!!」と、鼻息荒くお店へ突撃。


ここでも義理の両親はチュロスに1ミリも興味がなさそうで、背中から「えっ、またここで何か飲み物を頼まなくちゃいけないの……?(苦笑)」という無言のオーラが漂っていましたが、嫁の情熱は止められません。

チュロスはやっぱりチョコレートソースにつけるのが一番!と思って注文したのですが、運ばれてきてびっくり。チョコレートの量が、尋常じゃないほど大量(笑)。 ほとんど「飲むチョコ」のような贅沢すぎるソースにたっぷりと浸して、大満足でエネルギーをチャージしました。

こうして数々の寄り道を経て、ようやくお目当てのサグラダ・ファミリアへ到着!



サグラダファミリアに興味もない娘をどうぞ。


しばらくその圧倒的な建造物をみんなで見上げて、ガウディの狂気と天才ぶりに浸りました。カトリック嫌いのお義父さんも、これには建築物として見入っていた様子。 ……ちなみに娘はというと、世界遺産にはもちろん興味ゼロ。足元にいる鳥をずーっと静かに眺めていました(笑)。子どもにとっては、ガウディよりも目の前のハトの方が魅力的なようです。


鳥を眺める娘

写真をたくさん撮った後は、近くのタパス屋さんで遅めのランチへ。

 サグラダ・ファミリアから韓国料理店「Kamasot」の前を通り過ぎて、そのまま5分ほど歩いたところにある「Casa Muyo(カサ・ムヨ)」というお店です。

最近のバルセロナはおしゃれで観光客向けの高い店ばかり増えていますが、ここは真逆。 エントランスは狭く、そこから奥に細長〜く続いている、バルセロナの古い建物ならではの造りです。内装は余計な飾り付けもなく、いたってシンプル。テーブルの数も8卓ほどしかなくて、はっきり言って良い意味で結構なボロさ(笑)!こじゃれた要素は1ミリもありません。それもそのはず、なんと1964年創業という、このエリアで60年以上も愛され続けている超老舗なのです。

ですが、こういう地元の人で賑わっている歴史ある隠れ家こそ、大アタリの法則。
旦那が選びました。

メニューを見ると、タパスだけでなくお肉にものすごくこだわっている様子。 さっそくステーキを注文してみたのですが、これが旦那がもう一回注文したいといったほど美味しかったのです……!!

肉は柔らかく、脂身とのバランスも最高。

それもそのはず、なんとスペインで最高峰と言われる「ガリシア産」の厳選されたお肉を仕入れているのだとか。こんなにシンプルで古びたお店(重ね重ね失礼)で、これほど肉の旨みが詰まった絶品ステーキが食べられるなんて完全に予想外でした。観光地プライスに怯えていたのが嘘のように価格は安く、お肉のクオリティは今回の旅でもトップクラス。やっぱり、地元の人に愛され続けている老舗の底力は伊達じゃありませんでした!




お店の看板と思って写真撮ったら
メニューの一部で
店名を探すのに一苦労しました。笑

満足した食後、ビーチへの移動。

旦那が「よし、海までも歩こう!」

……嘘でしょ?この猛暑の中、まだ歩かせる気ですか。。。。。。
今、一番暑い時間帯だよ。。。。
タクシーで行こうよ。。。。←心の叫び

 私たちは再びバルセロナの海へと歩き出すのでした。。。。。

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